三重県教育委員会 様

三重県教育委員会様

三重県では、県政の目指すべき将来像とその実現に向けた道筋を示した総合計画である「県民しあわせプラン」に掲げられた各施策を進めるためにITが有効な手段であるとの認識のもとで、その利活用指針として、2005年に「三重県IT利活用の基本方針」を策定、又2010年に見直し改正されました。三重県教育委員会もその基本方針に沿って、教育事業運営を効率的に進めるため、積極的にITの有効活用に取り組んでおります。

今回、三重県教育委員会事務局、教育総務課、総務・相談・情報グループの佐藤副課長と福井主事に三重県教育委員会におけるITの利活用について、PCを利用した情報化・システム化等の状況、又FXC製のスイッチFXC5126（329台）を導入いただいた理由・経緯等を伺いました。

ITを利用した業務推進の状況

三重県教育委員会では、県立高校の常勤教職員向けに平成12年度より、一人にパソコン1台（約4,300台）を導入し、74校のネットワークを構築してきました。

基本施策である

• 学力と社会への参画力の育成
• 豊かな心の育成 ＊健やかな体の育成
• 信頼される学校づくり
• 多様な主体で教育に取り組む社会づくり
• 社会教育・スポーツの振興

等に関わるデータ処理の効率化・情報の共有化を目的により効率的な業務推進を展開してきました。学校の職員・先生達もITの利活用によって効率的に業務を進め、余裕のできた時間で子供達との触れ合う機会を増やし、学校教育の充実を図ろうとしています。

FXC製L2スイッチは、 第1に故障がなく手間いらず!

FXC製のスイッチ導入は、今回で2回目ですが故障が極めて少なく、業務の中断が発生しないので、安心感があり、セキュリティの面でも心強い。 第1回導入（2008年度）は約350台。 今回の第2回導入（2012年度）は329台。合計700台弱ですが、この規模（台数）に対する故障率の低さがとても良い製品で、当たり前であるがとても重要なポイントであると福井主事はお話されており、トラブルがほとんどないので、存在を忘れるような製品であるともおっしゃっていただきました。 「存在を忘れられる機器」とは、メーカーとして寂しいようにも思いますが、それだけ信頼性の高い製品である証ではないでしょうか。 又 運用保守管理をされている富士通ネットワークソリューションズ株式会社（FNETS）の中西様からも、最初の導入からの5年間トータルでも故障は、数件だと思われますとのお話をいただきました。

第2にコストパフォーマンスが高い！

FXC製のスイッチは、価格が良くて、機能的にできることが多い「コストパフォーマンスが高い」とのお褒めの言葉もいただきました。具体的には、ポート（純粋に24ポート使用でき＋2ポート）密度が良く、又 機能的に将来の対応にも余裕が感じられるとの感触を福井主事は持たれたようです。 昨今の厳しい予算状況の中、このコストパフォーマンスの高さは、とても魅力的で、入札の仕様に適合した最適な製品であったと言われました。 又、運用保守管理をされているFNETSの中西様は、FXC製品はコンパクトでとても軽く、設置作業の手間も省けて導入しやすかったと感想を話されました。

最後に、福井主事は、「ITの利活用は子供達との触れあう為の時間を作り出す大切なツールである」との認識を示されました。 FXCは、今後もお客様のお役に立てるような使い易く、信頼性・コストパフォーマンスの高いネットワーク製品の開発を目指していきたいと、改めて感じました。

学校情報ネットワーク概要図

県立学校情報ネットワーク構成図