設定の保存 次項 » « 前項
コマンド
現在稼働中の設定内容を不揮発性設定ファイルに保存.1
現在稼働中の設定内容を不揮発性設定ファイルに保存.2
設定ファイルを別名で保存
bootup configの変更
フラッシュメモリ内ファイルの確認
copy running-config startup-config | |
デフォルト コマンドモード 使用ガイド |
config.textが存在しない 特権モード 保存先はfhash:/config.text |
現在稼働中の設定内容を不揮発性設定ファイルに保存.2
write memory | |
デフォルト コマンドモード 使用ガイド |
config.textが存在しない 特権モード 後述のスタック用パラメータの保存も同時に行われる 保存先はfhash:/config.text |
設定ファイルを別名で保存
copy running-config flash:/[ 任意の設定ファイル名 ] | |
デフォルト コマンドモード 使用ガイド |
config.textが存在しない 特権モード bootup configは特に何も指定しない場合flash:/config.textのまま |
bootup configの変更
boot config flash:/[ 任意の設定ファイル名 ] | |
デフォルト コマンドモード 使用ガイド |
flash:/config.text グローバルコンフィギュレーションモード 設定ファイルを別名保存する場合に必要 |
フラッシュメモリ内ファイルの確認
dir | |
デフォルト コマンドモード |
config.textが存在しない 特権モード |
想定シナリオ.1
"copy"コマンドで設定を保存
設定例.1
FXC# | copy running-config startup-config | running-configをstartup-configに上書きする
保存完了ログ |
Copying, press Ctrl+C to quit : ! Accessing running-config: finished, 1462 bytes prepared Flushing data to startup-config:... Flush data done |
||
FXC# |
想定シナリオ.2
"write memory"コマンドで設定を保存
設定例.2
FXC# | write memory |
config.textおよびconfig_vsu.datを上書きする 保存完了ログ |
Building configuration... | ||
[OK] FXC# |
備考
FXC6500シリーズにおける設定ファイルの概念について
- running-config
- 現在稼働中の設定ファイル(テキストベース)
- 何かしらの設定変更された場合、まずrunning-configに書き込まれる。
- running-configは、再起動により消失する。
- startup-config
- 起動時に読み込まれる設定ファイル(テキストベース)
- FXC6500シリーズのフラッシュメモリに記録される
- "copy running-config startup-config"や、"write memory"コマンド実行時は、
flash:/config.textとして格納される。 - bootup config
- 設定ファイルの別名保存により、複数のstartup-configを取り扱う場合に必要。
- どの設定ファイルで起動するか指定する為のパラメータ。
- config_vsu.dat
- スタック用パラメータのみ書き込まれたスタック専用設定ファイル(テキストベース)
- "write memory"コマンドでのみFXC6500シリーズのフラッシュメモリに記録される。
関連コマンド
- 稼働中の設定内容の確認
- show running-config
- 設定ファイルstartup-configの設定内容の確認
- show startup-config
- 任意の設定ファイルの設定内容の確認 ※特権モード
- more flash:/[ 任意の設定ファイル名 ]
- bootup configの確認
- show boot config