ダイナミックトランク(LACP)を設定する
複数の物理リンクを束ねて1つの論理リンクとする 次項 » « 前項


コマンド

ポートグループの指定
port-group [ group-id(1-256) ] mode [ active/passive ]
デフォルト
コマンドモード
使用ガイド
無効
インターフェイスコンフィギュレーションモード
各トランクは最大256 トランクグループ、8ポートまで可能
(のべ2048ポートまで 128*16、64*32ポート等も可能)
トランクに参加するすべてのポートは、通信速度、duplex モード、
フローコントロール、VLAN、CoS などすべて同一の設定にすること

ポートグループの選択
interface aggregatePort [ group-id(1-256) ]
デフォルト
コマンドモード
無効
グローバルコンフィギュレーションモード

ロードバランス方式の設定
aggregateport load-balance [ dst-ip/dst-mac/enhanced/src-dst-ip/src-dst-mac/src-ip/src-mac ]
デフォルト
コマンドモード
src-dst-mac
インターフェイスコンフィギュレーションモード

初期値

  • 無効

想定シナリオ

  • 21,22番ポートをLACPに設定する
  • ロードバランス方式をsrc-macに指定する

設定例

FXC#
FXC(config)#
FXC(config-if-range)#
FXC(config-if-range)#
FXC(config)#
FXC(config-if-AggregatePort 1)#
FXC(config-if-AggregatePort 1)#
configure terminal
interface range gigabitEthernet 0/21-22
port-group 1
exit
interface aggregatePort 1
aggregateport load-balance src-mac

21-22番ポートを選択
ポートグループを指定

ポートグループ1を選択
ロードバランス方式を送信元MACアドレスに変更

備考

  • ポートグループを作成した後、interface AggregatePortが作成され、以後インターフェースの設定はaggregatePortへ行う
  • 対向のスイッチにも同様にLACPの設定を入れること(グループIDは一致させる必要なし)

関連コマンド

  • ポートの状態確認
  •   show interface status

  • アグリゲーションポートの概要確認
  •   show lacp summary