導入事例
東京大学情報基盤センター 様
東京大学情報基盤センター様に1U サイズ 1.6T トランスポンダ/ マックスポンダ「LE400T」をご導入頂きました。
- 業種
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- 通信(キャリア・DC・xSP・CATV)
- 大学/研究機関
- 文教/教育機関
- 製品
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- WDM+OTN
- 目的・課題
-
- 帯域増強
- 導入事例/ソリューション集
ダウンロード - FXCの導入事例/ソリューションを1冊にまとめた冊子をダウンロードいただけます。
東京大学
東京大学は、1877年に創設された日本で最も長い歴史をもつ日本を代表する国立大学です。
現在、東京大学は、10の学部、15の大学院研究科、11の附置研究所、4の学内共同教育研究施設、医学部附属病院など、
さまざまな組織や施設によって構成されています。
また、これらの施設は、本郷・駒場・柏の3つのキャンパスを初めとして、全国に広がっています。
「キミの東大」より転載、2022年8月現在
https://kimino.ct.u-tokyo.ac.jp/kotohajime/utokyo-history/
東京大学情報基盤センター
東京大学情報基盤センターは、学内外の研究・教育、社会貢献等に係る情報処理を推進するための基盤的研究を行うとともに、
学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点としての役割をはたしつつ、基盤となる設備等の整備及び提供、その他必要な
専門的業務を行っています。
部門としては、情報メディア教育研究部門、データ科学研究部門、ネットワーク研究部門、スーパーコンピューティング研究部門の
4つの研究部門と、学際情報科学研究体、情報セキュリティ研究体の2つの研究体で構成され、情報システム部(本部)と協力して、
情報基盤となる設備の整備や情報技術を用いた各種サービスの提供を行っています。
導入背景と選定のポイント
導入頂いた経緯について、東京大学院情報理工学系研究科 情報理工学教育研究センター 関谷 勇司様にお話を伺いました。
東京大学では、国立情報学研究所(NII)が構築・運用している学術情報ネットワークSINETを利用していますが、そのSINETが、
「SINET5」から次世代の「SINET6」に更改されるにあたり、東京大学でもSINETへの接続をさらに増設する運びとなりました。
従来の「SINET5」は、2016年4月に運用を開始し、SINETノード間を100Gbpsで接続していましたが、2022年4月から「SINET6」として
世界最高水準である400Gbps接続で本格運用を開始しています。
東京大学でも、SINET⇔データセンター間と、データセンター⇔東京大学間を100Gbpsで接続をしていた為、400Gbpsに増設が
必要となりましたが、ただ増設するだけでなく、今後需要に応じて帯域を増やせるよう、ダークファイバーにWDMを組み合わせた回線を
敷設することとなりました。
こうした背景から様々な製品と比較検討を行い、FXCは「InteropTokyo2021」のShowNetで展示をご覧頂いた経緯から、
今回「LE400T」を導入頂くこととなりました。
選定頂いたポイントについて以下コメントを頂きました。
- 光アンプ、WDM自身の多重化機能が一体化しているのに1Uサイズでコンパクト
- モジュール等の部品も多くなく、機能や接続も容易で操作に迷うことがない
導入後の効果
2022年4月の運用開始から、現在の様子について関谷様にお伺いしたところ、「LE400Tは特に問題なく安定稼働している」とお話頂きました。
今後のFXCへの展望については、「FXCならではの小回りのきく、日本市場にあったコンパクトサイズで使いやすい製品が望まれると思います。
WDMですと複雑化することも多くあるが、簡単に扱える製品は一つの大きなポイントになると思う」とお話頂きました。
また、今回の「SINET5」から「SINET6」への更改を振り返り、「「SINET5」からは、大学自身がデータセンターに回線をもっていくモデルとなり、
ダークファイバーの利用が促進された。その為、今後は、複数キャンパスをもつ大学でのWDM需要はさらに増えていくのではないか」というお話も
聞くことができました。
こうしたお話に対し、FXCでも急速に変化のあるネットワークの需要に応じた製品群を提供することが非常に重要であると感じました。
浅野キャンパスに設置された「LE400T」
ネットワーク構成図
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